□最近竣工した建物


    
 
  ■特別養護老人ホーム 第三平成園 二期工事
  里山に囲まれ、優しい人間性に介護され、機能性と共に環境を生かした穏やかで暖かい雰囲気の施設とし、
  それと共に、周辺を取り巻く民家等の生活者の地域コミュニテーに貢献する施設とした。
  すなわち、街と共生する人間的な「すまい」としての「第三平成園」を提案した。
  ・ 居住環境を考慮した分散配置
    各ユニットを分散配置する計画とした。分散化された各ユニットは、既存の町並みと共生し、
   敷地内の緑と相まって新たな風景となる。
  ・ 陽当たりと緑の視界
    ケアユニットの個室は、南東・南西の陽当たりの良い方向に向くよう建物全体の配置を工夫し、
   ケアユニットの各室やリビングルーム、そして地域交流スペースなど主要室から快適な緑が望める計画とした。
  ・ 外周道路沿いの緑化
    四周を囲む敷地境界附近は、並木または緑道などによって修景を施し、隣接する公共施設はもとより、
   特に周囲の向き合う民家に配慮し、地域環境に貢献する緑化を行う。
  ・ 地域交流+機能回復訓練スペース
   地域交流スペースと機能回復訓練スペースとは隣接させ、入居者の交流、家族との交流、機能回復訓練の他、
  様々なイベントなど多目的に用いられ、伸縮可能な計画とした。その他、売店、和室、理容室などを近くに配置した。

   
    ■IN THE GREEN 京都府立植物園北山カフェ(2013年8月完成)
 京都府立植物園の北側は北山通りに面しているが、高い生け垣と雑木林が連続し、緑豊かであるがやや暗い印象も伴っていた。
近年、植物園では北山通りに面して賀茂川門、ボタニカルウィンドウが完成し、北山通りに開かれたイメージを持ちつつある。
そんな中、北山通りに賑わいを与え、植物園の利用を促進することが目的で北山門の西隣にカフェを建設することになった。
 計画地南の植物園側は桜の品種見本園となっており、植物園と北山通りをどのように繋げるかが設計のテーマとなった。
壁と窓の関係を整理し、視線が通る部分と通らない部分を明確にして、カフェと植物園、カフェと北山通り、
植物園と北山通りの新たな関係を作ることができた。それぞれの季節に応じて自然や街と親しむことができる空間となった。




   
   
    ■石川県立金沢商業高等学校(2013年3月完成)
    金沢商業高等学校は施設の老朽化に伴い、現地での全面建て替えすることになりました。
    百年以上の歴史を誇る伝統校であり、商業高等学校の特色をあらわす施設づくりとともに、
    生徒の人間形成への豊かな空間づくりがプロポーザルコンペで求められました。
     我々は以下にある5つの空間と7つの装置を学校の中に取り込むことにより、
   「伝統校の誇り」「商業高校らしさ」のある学校をつくるように心がけました。
   5つの空間
   1. コミュニケーションが誘発される空間
   2. 生徒の誇りとして記憶に残る空間
   3. 一体感を生み出す空間
   4. 自然と対話する環境共生型空間キャンパス外観
   5. 地域のシンボルとして街とともに成長する空間
   7つの装置
   1)コミュニティコート・コミュニティモール 2)階段状のギャラリー
   3)医王山を望む図書館 4)視線の交差する開放的な階段 5)金商の森
   6)校舎南の屋上庭園 7)圧迫感を抑えた正面外観(ファサード)





   
    ■京都市立総合支援学校(2013年3月完成)
   1)街とつながる喫茶室
    実習用喫茶室は,地域住民や学校外からの利用を積極的に受け入れるため,前面道路から視認できるよう配慮する。
   また,明るく開放的な,街とつながる喫茶室をイメージしたデザインとするため,ファサードを可能な限りガラスで構成する。
   2)屋根の連続する景観形成
    実習用喫茶室上部の屋根と自治会館上部の屋根が段差を持ちながら連続し,更に南側の既存管理棟の屋根とつながり,
   リズム感のある屋根が連続する風景を創出する。
   3)緑のつながるアプローチ
    敷地北側は,前面道路からのスロープ及び,スクールバスの駐車スペースとして利用するが,
   植栽を効果的に設けて喫茶室のテラスと連続した緑のある空間として整備する。
   4)カーボンニュートラルに配慮
    今日の社会的課題である「環境共生」に配慮した木造建築とし,
   構造材には可能な限り市域産材または京都府近郊で生産された木材を利用する。
   また内装材には市域産木材をはじめ自然素材を積極的に採用する。




   
同志社女子大学 純正館 デントンホール(2008年9月完成)
 
京都景観の追求
・キャンパス:近代建築遺産の多い同志社カラーを継承する
・歴史文化性:ロビーに埋蔵文化財(二条家屋敷跡)を展示する
・周辺環境 :窓を透かして京都御苑の森を見る
・盆地系  :屋上ガーデンから大文字山,東山を眺望する
・シンボル樹:天然記念樹(アベマキの北限樹)を生かす
・界隈性  :公家屋敷の白壁外塀のイメージを残す






JR奈良駅(2010年2月完成)
 奈良らしさの表現 -「青丹よし」-
 色彩情感史上奈良時代は「彩」の時代と言われています。
つまり奈良の都はかつて「青丹よし寧楽の京師は咲く花の薫ふがごとく今盛りなり(万葉集3,328)」
と歌われたように、新しい国家体制のもとに本格的な都城が出来た始まりであり、その美しさは人々の
目を奪うばかりの華やかさがありました。
「青丹」にはいろいろな解釈がありますが単に青と赤だけでなく華やかな建物もしめすものであり、
また五彩の色を示すものという説もあります。
新生21世紀の新しい奈良の玄関口のデザインとして現代的にアレンジした五彩の色をカーテンウォール
に用いて、生新な華やかさを表現しました。




□現在進行中のもの
  
  ■JR京都・丹波口間新駅(2019年春 完成予定)